鋼の連載分ネタも終わり、天空聖龍―イノセントドラゴン― 1巻ネタバレ雑記……にしようと思ったんですが、読んでいらっしゃらない方の為にも”ネタバレ避けレビュウもどき “にします、まず。
だって、(まだ完結してないというのはあるけれども)お薦めだし。
というわけで、気が向いたら、どうぞ!!!
あ、ネタバレは明日以降に持ち越します。
――
これまではどちらかというと、西洋が舞台のファンタジィが多かった山口先生。
(前作の“春告小町”は……、和もので実は読んでません。滝汗
ごめんなさ~い!
和ものっていまいち食指が……。)
天空は”アジアンエスニックファンタジィ”です。
表紙絵を見て、東洋もの?と予想していたけれど全くその通りで、舞台設定はヒマラヤ周辺なんだそうです。
超ー趣味の範囲!
(和もの西洋ものより、エスニック趣味な奴)
チベットとかブータンとかネパールとか、ああいう文化圏の話で山口先生の描くファンタジィならば読まないでどうするのって。
キャラ?にヤクさん(牛の親戚)もでて来るし、人物のコスチュームデザインやら建物やら、個人的好みでなんか落ち着くよー。
それで、画面見て思ったこと。
山口先生のペンの冴えは健在!!!
キャリア長い方の中にはだんだん衰えとか(手抜きとか、汗)見える人も多いというのに、相変わらずしっかりとしたデッサン力とバランスの取れた画面構成、それからステキなご尊顔のおにいちゃんたち♪
さすがだーっ!!!
昔から骨格のしっかりした絵だったけれど、今回の主人公の相手役ラムカががたいのいい人のせいか、アクションこなしたりするシーンでなおさら強調されてきまっている。
何気ない後姿とかもかなりいい!
でも、もしかして、最近はずっと目にしてきたのが小さい……。
そういうせいもあるかも、苦笑。
というわけで、画面はよりすっきりした感もあり見易く、キャラと背景もマッチしててホレボレ♡
ラムカ、カッコいーし!!!
……に、対して主人公のカナンってなんとなくぱっとしないなあという第一印象だった。
けれど、彼女のちょっとぼんやりしてるキャラ付けには合ってると、読んでいるうちに気づきました。
ラムカがかなりいじめっ子っぽく性格強いから、これでバランスはいいか。
で、内容。
タイトルの通り、聖龍伝説をモチーフにしたファンタジィ。
……なんだが、独りで生きてきた辛い境遇ですっかり気弱になってしまったカナンが、自信取り戻していく過程もまた大事な柱。
いつもだけれど今回も描いている視点は暖かくって、さすがご自分で“泣きの山口”とおっしゃってただけあるよと。
山口先生の作品で泣き入るのって、どっちかっていうと“感動の涙”が多いよね。
随所にコメディは入っているけれど基本シリアスものだから、演出を暗いモードにするととことん重―い物に仕上られはする筈なんだが、でも、そこらへんはさじ加減の上手なところで、同情買わせようとしているような悲壮感とかそういうイヤミなものがない(ぱちぱち!)。
これは私がいつも言ってること、私見で恐縮だけども、人物が描ききれてこそファンタジィは輝くのよ。
ありえない設定とか世界なんだから、そこに出てくる人物に理解が持てないとね、こっちも説得されなくって「へー、はー、ふーん、……お終い」って。
それから、掲載誌のカラーもあるんだろうと思うけれど、少女マンガの延長線な展開と要素ももちろんてんこ盛り。
しかし、ファンタジィだからこそ出来る運命の展開に巧く絡ませてあるところが上等!
そう、ファンタジィな世界を舞台にした普通のマンガ(一見面白いようで、実は意味無い)みたいのとはワケが違う。
キャラがきっちりと、その世界に立っている。
この先(って、次の雑誌掲載いつよっ!)、聖龍の存在意義がカナンとラムカにどうかかわってくるのか?
まだナゾだらけ。
早く次が読みたいよ~!!!
ご紹介としては……なものになってしまい(汗)ましたが、最近のヒット!その2でございます。
〜〜参考までに、鋼(原作)は不動の地位、ヒットその1はクロニクル 千古の闇シリーズ。
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