今年は、ここに来てからの数日、かなり暑くって、おまけに思いっきり蚊に刺されまくっていて、夏らしいです。
このじりじりとした日差しが思っていた通り、去年の記憶をあぶりだしました。
いや、“記憶”っていうより”気分”だな。
ご参考までにこんな気分でした→過去記事、お暇でしたらどうぞ。
それでは、昨日の続き、鋼アニメ版――あきらめ悪過ぎって判っているけれど止められないよーーつっこみです。
※ここからお読みの方は、恐れ入りますが出来れば昨日の記事からお読みいただけると意味不明にならず、私としてもありがたく思います。
劇場含むアニメ版ネタバレありです。
――
さて、私の言いたい事ってけっこう理屈っぽいけど、反面かなり感覚的に受け止めている側面もあると、自分で思います。
だから、よく理解できないけれど気にくわん……で、そこから発展させてものを考える、というかこじつけていくような内容ですので、わけが解らなかったら、申しわけございません。
と、最初にお断りしておきます。
~「鋼世界で開発されたプルトニュウムっていう設定、そりゃないだろ?」という昨日の話からの続き~
かつて、日本は、核の被害をこうむったけれども戦争をしていた。
(実際、よその国に行って酷い事していたし)
同じ世界の中、同じ土俵。
だから、そこの舞台に居るすべてがすべてなんだよ。
エドが自分の世界に居たときに「賢者の石を作り出したのは、それを欲する一人一人の心なんだ」とか言っていたのと共通で。
(ここでも、エドが目指した「賢者の石の消滅」は対処療法であり、「人が禁忌を犯してまでも何かを欲する心」を無くす原因療法に至らないと、解決にはならんって気がする)
なのに、他の世界から持ち込まれたもので悲惨なことになってしまうんだって、設定が行き着くところの結果において、そっちでは被害者ぶるっていうのはデリカシーが無いっていうか、みっともない。
次元が違いすぎる、というより別次元なんだよ。
別の世界から来た人間に罪を肩代わりさせるようなそんな無責任な、そういう描き方の根底にあるのは、敵が居るからだから闘うっていう、単なる勧善懲悪な思考じゃないのか?
それって、鋼世界は究極、敵って事かい?
錬金術をそこまでおとしめて、自分達は何も悪くはないって言いたいわけ?
この辺、エッカルトが鋼世界に侵攻した動機と似ている。
その立ち位置と、(物語の中で)核をもたらされてしまった歴史のあるこの世界と同じ土壌。
ここまで読むと、エッカルトは話を作った側の視点と重なっているのかもしれない。
それで、私たちの生きているこの現実は、物語の中の核を持ち込まれた側にオーバーラップしている。
このへん、造りとして、全く主人公の立場に立っていない感じがする。
錬金世界は絵空事っぽく表現されていたり
(再度言うけれど、何でエドが飛ばされた方が”現実”世界なのよ?)、
夢だったような扱いになっていたりするし。
ついでに錬金術の消費エネルギーがそっちで死んだ人間の魂で、それだけでその設定が完結(エネルギーバランスが崩れると思うんだが)してるっていうのも、かなり錬金世界悪者扱いっぽい。
(原作では、今のところエドたち使用の錬金エネルギーはヤバげだけれど、結局最後にはたぶん覆りそうで嬉しい!ですが……って、たぶんね、まだ)
あのー、エドワードさんって、錬金術師なんですよ。
主人公のアイディンティティを否定するようなのって、仮にも青少年向けもので有りですか?
しかし、あっさりと劇場版のラストじゃやってくれてる(錬金術の強引なほどの剥奪)し、よっぽど錬金術が嫌いなのか?
ぎゃー、また泣きそう、わし。
所詮、平和だ云々って言ったって、作り手の側にそういった被害者と加害者に対する妄想的な意識があるって感じる。
話を面白くしようという心意気は解る。
構成も、原作を離れてよくここまで込み入ったレベルにそれなりに決着つけて仕上げられたとも思う。
でも、もっと気を遣ったほうがいいところじゃないのか?
派手に複雑に作って誤魔化しておいて、
「ほんとはおまえたちが悪いんだよな、だから責任取れよな」
的な描き方でヒーローに作り上げて、もっともらしい事を言わせて観客をまた煙に巻こうとしている。
だから私は、エドがかっこつけて言った様々なせりふを、心から信じることができないのだと思う。
あの、どこかに嘘がある感触がね、肌寒い。
唯一の被爆国である日本にエドが居るのってそうやって、背負っている責任感からなのかな?
(そういう動機付けだって、少し考えてたら想像に難くなかったよ)
それから、それまで自分達が生きてきた体験(数々のトラウマとなったであろう出来事)を償うような、またはそっちに意識が向かないように別の問題に取り組むことで誤魔化しつつ精神の健全を保とうとしている意味もあるのかも……。
痛いよね。
……っだあああ~~~っ、こんな壮絶な人生誰が負わせたああ!!!
要するに、この世界とは無関係で居られないって言ったって、生まれたところじゃない世界の悲劇までも背負わされたん?
そんで、100歳のじーさんになってもまだ背負ってるってか?
この世界で核が開発されて使われちゃったのって、錬金世界の所為ってかい?
ひでー!!!
(おそらく私としては、プルトニュウムを作ったのがハスキソンだっていう設定ならば、錬金世界で核戦争……とかいうほうがまだよっぽど納得できた。
って、まあ、例として、ね。そんな話はまったく見たくもないし)
プレコレのオリジナル短編パートも、なんか胡散臭いと感じ取るところがあったけれど、これかーって今更やっと気づいたよ。
あんな善人面しといてさ、最低だよね。
みんな、何であんなもんに感動できるんだあああ!?
騙されんなよ~!
エドがかわいそうすぎだよ―――っ!!!
号泣。
最後に、一言で私があのアニメ版ストーリィに対して感じることは"愛が無い"部分がツライです。
――すごい勢いでぼろくそ言ってますが、あくまでも私の見解です。
でも小心者なので、これをアップするのは実はかなりの勇気です。
ばか者~。
誰か、このバカを治してえ~!
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