「主体と客体」
そんな言葉が脳裏にひらっと出てきてひっかけたまま、ちょっとばかり頭使う、ちょっとばかりアヤシい本を読んでいて、ついうとうとーとしかけた時。
あっち側とこっち側の間に立っている真理の扉が垣間見えて、はっと目が醒めたよ。
ーー妄想です。
13巻現物の表紙、帯のコピーを見たとき。
「……これ書くかあ」
うーん、ありだとも思うけどね、こういうインパクト強いセリフはまんま使ってもいいものかどうか。
インパクトっていうより、そのもの神髄っぽい印象あるんだけどなあ。
もったいない感じがしたよ。
ガンガンの予告とか、デザインなんかのセンスはいいけどおいしいところ見せすぎな時があるよ。
頼むからネタバレだけはやめてよね!
(13巻の最後の14巻予告も、あたしは本誌読んでたからたけど……。
4月号のラスト頁の説明コピーとか、ガイドブックでは兄弟のまだきっちり明かされてなかった設定書いてるとか。
けっこう、きいぃぃーーっ!!ってかんじ)
まあ、そりゃいい。
以下、かなり重要シーンのネタバレに付き、鋼13巻未読の方はご注意ください!
リンの言ったこのセリフ
「まるで神への祈りじゃないか」
うっわー、やられたあー!!!
無宗教らしいエド(この感覚は、日本人と似てるかも)は自覚してなくても、東洋人っぽいリンの習慣でなら結びついていくイメージ『姿』と意味。
けれど、それはイメージに留まらず、(シンの人たちは人造人間の気を追えるように)その見えざるものに対するセンス『感覚』で、人を越えた存在『神』をエドの想いのその先に見ていたのかもしれない。
今ここまで成長したエドにとっては、扉を開けることって、それくらい重い意味を持つんだろうなあ。
それより先に、普段なにげに遣っている錬金術でさえ、自分の都合で物に姿を変えてもらうもんなんだから、世界に対する敬意って大切なんじゃないか。
東洋人で日本人あいまいアバウトなわし個人の概念では、森羅万象の中に神が宿ってるっていう感覚が底にあるし(つまり、なんでもあり的な許容範囲)、だからここでエドが仮に祈っていたとして、対象は決して特定の神サマじゃないと思うし。
また、自分たちが助かりますよーに……なんてセコいご利益じゃなく、うまく言葉にはならなくて何だけれど、もちろん通行料として使わせてもらう魂たちへのウエイトも大きいが、存在そのものへの畏敬の念みたいなひたすら無心で荘厳な気持ち……それの現れ、なんでは?
(ここで、ゲテモノエンヴィーの意味が俄然強くなったね。
あれだけきっぱりと視覚に訴えかける表現「おまえの使うエネルギーはこれ」って現物)
どうあがいたって自分の力だけじゃ何ともならないときやものへ、人は祈るもの。
究極技だよね。
(FF7とかマザ−1もそうだったよなあ。笑)
でもね、茶化してるんじゃなく、ひたすら闘って血路を拓くってより、やっぱり美しい。
ーー初めて、手ぱん見たとき、「なんか神社で拍手(かしわで)打ってるみたい〜」と実は思ったんだよ、私も。
あー、あの受け止め方は、まあやぶさかでもなかったんだなあ。
今までそんなネタを温存して、ここで本人じゃなく錬金術師でもないリンに言わせるなんてニクいっ!!です。
で、オープンセサミ(ナゾ)で開く扉。
でっかい目を俯瞰で見下ろしてるエドの絵がすげー好きです!
力みもしないで、ただ佇んでいる後ろ姿が。
それから、エネルギーとして消費されていく魂たちに「ありがとう」って言われてエドは辛そうな顔するけど、でもかつて人だった彼らは嬉しいと私も思う。
だって、訳わかんなくなってゲテモノで居るよかね。
(かんけーないかもだけど、私定義じゃ魂は不滅なんだが)
エンヴィーが「理屈で人間の定義に線を引け」っていうの、ちょっとエンヴィーなりの親心(?)を感じたりもする(笑)。
でも、帰りたい一心からかもしれんけど。
死んだ人を見送るっていうことに対して、エドもいつか受け入れられる日が来るかな?
はあ〜、結局、長げーよ、わし……(汗)。
さしで、コミックス持って語れって言われたら、マジそれ可能か……(汗)。
最後に、アルにエンビから引っ張り出されて逆さ吊りのエド、かわいいっ!
リンとの拳こつんも♡
13巻雑記、やっと、おしまい。
ここまでお読みくださり、有り難うございましたー♪
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