轢いた×2。
うちから外出する時に通らなければばらない道は、かなり急な坂。
ほんの30メートル程度だが(うちからその先はまだ続いてるけど……山に)息が切れる(苦笑)。
出かけるときは下りで、その坂が切れるところがバイパスとの交差点。
感知式信号だから青だと割とラッキー。
そこを原付でがーっと行けばちょうど青になったんで直進!と思ったら、なんと進行方向の先に毛虫がっ!!!
「やばっ!!!」
と、よけたつもりだった。
しかし、実のところかなり微妙でどうだったか判らなかった。
ああそれは、もぞもぞと這っていく、黒いたわし毛虫。
(注、”たわし毛虫”というのは、形状が似ているから私がそう呼んでいるだけで正式名称は不明)
それから帰宅時。
バイパスとうち側の、その坂道の境目には段差があった。
巧く進めないと原付(いや、自動車でも自転車でも)はかなりバウンドする。
段差の少ないポイントに侵入したつもりだったのに、けっこう弾んだ。
蓋付いているのに、前かごの中身までも同じに跳ねる。
更に、ポイント貯めてもらった音符の模様の黒いマイバッグがその蓋の上にはみ出す。
「やばっ!!!」
上り坂だから止まるに止まれない。
しかも、ハンドルも離せない。
見る間にバッグが落っこちた!
それを瞬時に、私の原付の前輪が轢く。
「パン」と何かが壊れる音がする。
……もー、止めるしかない。
原付ってかなり重いです。
自転車なんかよりもずっと。
それを必死に支えながら少しだけ散らばった購入物(主に菓子類→で良かった! ナマモノ、特に納豆だったら、冷や汗)を拾う。
それでも拾いきれなかった一箱は、通りすがりの散歩のおじさんが取ってくださり大感謝!でした。
体勢を立て直す為に、そのままずるずると後輪先(バックして)で坂の切れるとこまでたった3メートル程度だけれど降りてふと思い出した。
あの毛虫!
……それらしき黒い残骸があった。
(毛虫とバッグの事故地点はほんとにごく近くだった)
ちょっと場所がずれているような気もするが、犯人は私かもしれない。
あー、ごめんよ!!!!!!
どうか成仏して頂戴!!!!!
行きがけに毛虫をよけたかどうかをすっかり忘れていた私に、何かがささやく。
まるで、黒いものを轢くのは、今日の運勢だといわんばかり。
そうして家に帰って確かめたところ、バッグの中でパンと割れたのは”暴君ハバネロ”の袋だった。
パッケージの絵そのままに、成敗された事に怒ってる。
いいじゃん、暴君なんて今どき流行んないよ。
キミはきっと”裸の王様”だ。
辛いよ、ハバネロ。
私は、毛虫も何でも轢きたかない。
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