ジャーナリスト初のアスロラノーツ、秋山豊寛氏の講演を拝聴する機会に恵まれた。
まだソ連だった頃にソユーズに乗って地上400kの高さから中継していた、Tbsの変な(大変失礼!!!)おじさんのあの秋山さん。
(たぶん若者は知らないであろう)
宇宙へ行った方を見るのははじめてという好奇心と、帰還された方が辿るそれからの人生についての好奇心。
ついでにやっぱりキャラ的に、この人スンゲーおもしろい!!!っていう(再度、大変失礼!)。
お話の内容は、どちらかというと対象がお子さまだったし、時間も少なかったんであまりつっこんだ掘り下げは無かったのが残念でした。
まあ科学的に、地球にへばりつくようにして生きている人間とか、どえらく遠い月までの距離とか、実はよく写真にある円い地球を見たのはたった24人だけだとか、あらためてお勉強になりました。
それでも、(まあ昔どこかで聞きかじっていたんだけれど)衛星軌道上から見下ろした時、夜と日の出と昼または昼と夕方と夜が同時展開している様がとてもきれいだっというのは、やはりご本人の口からで印象的でした。
秋山さんは現在、農業をしながら田舎暮らしをされているという。
ご本人も質問コーナーでおっしゃっていたが、やはりそういう経緯は真面目に著書を読むことにしよう。
やはり、こういう場での事前学習は大切だなあ〜。
実感。
それはそうだが、宇宙から帰還された方が語る地球への想いというのがとても感動的で、その後の人生までも変えてしまうような力を持つものとはどんなものだろう?といつも思う。
で、こんな考えを巡らせながら出てくるものが所詮ヲタクな私。
アニメ版テラへにはこういう感覚が少な過ぎる。
ブルーがフィシスを通して視た地球のヴィジョン、あれは非常に大切なモチーフであり動機付けであるのに。
このポイントが押さえきられていないまま、ただキャラたちは宇宙で右往左往している……展開。
なんてぐるぐるしながらバイパスを原チャで走っていたら、雲の上に薄く色が見えた。
よく見るとそれは虹。
“虹はもう二度と人類を滅ぼさないという神からの約束”
って、水樹先生の「月虹」に出てきたし、原点はバイブルからだったと記憶している。
(月虹も、テラの原作を読み直した時点でまた読んだらごっつ良かった!!!)
虹は、本当に薄くてアーチにもならないような片鱗だった。
宇宙飛行士の地球への想い、ミュウと呼ばれる異人類(?)の地球への想い、滅んでしまった惑星から地球へ転生した魂の想い……。
いっきにこれらのぐるぐるが絡まって虹に集約した。
最近どこかで「地球にやさしいではなく、地球にやさしくしてもらわなければ人は生きていかれない」というのを読んだ。
そのとおりだ。
もしかしたら、あの虹が消えたら全てが夢でした……なんていうのもありだ。
と思ったら、(マンガのシーンなんかも思い出し)泣けてきた。
虹はさっきより幾分濃かった。
しかし……。
「くっさ!」
私が走っていた道路沿いの養豚場の香しい匂いが漂ってきた。
誰かが
「ここが俺たちの世界だっ!」
とエラそうに耳元で叫んだような気がして、いっきに醒めたよ。
笑。
気づいたら、あっという間に虹も消えていた。
そんな風景に関係なく、空を見ている人も殆ど居ないようなまま、今という時も過ぎていく。
一体、地上にしっかりと居ながらもっと大きな視点で、それこそ円い地球をありありとリアルに体感しながら見るように生きて行くにはどうしたらいいのか?
……夏は暑すぎて意識が飛ぶのか、妙な思考に走りがちになるよなあ。
あ、そりゃ年中?
爆笑。